Catch the Wave! ハワイといえばサーフィン!その歴史と魅力、そして楽しみ方

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サーフィンと聞いて真っ先に思い浮かぶ場所、それはやっぱりハワイ!美しいビーチに囲まれ、1年中気候も穏やかで、毎日のようにどこかで波が立っているサーファーたちの楽園ハワイ。ハワイはまさに、世界中のサーファーにとって憧れの地です。今でこそ世界中の多くの人々が楽しむスポーツとなったサーフィンですが、その起源をたどると、なんと1700年代のハワイにまでさかのぼると言われています。

サーフィンの起源はハワイ!その歴史を辿る旅へ

ハワイにおけるサーフィンの歴史は、1700年代まで遡ります。海に囲まれたこの小さな島々では、古代から人々の生活と海は切っても切り離せない関係にありました。ハワイの人々は、海の流れや風、波、そして季節による自然の変化に非常に敏感で、それを日々の暮らしに取り入れていました。

当時のハワイアンたちは、アウトリガーカヌーという伝統的なカヌーで漁に出たり、島と島を移動したりしていました。その帰り道、浜辺近くで波に乗って岸へ戻るうちに、それが「楽しい遊び」へと変化しちゃったらしいです。これが、サーフィンの始まりだったと言われています。そして、人々はカヌーではなく、木で作られた長い板を使って波に乗るようになり、現在のサーフボードの原型が誕生しました。

一度は失われた伝統、そして復活

1778年、ヨーロッパからの探検家キャプテン・クックがハワイ諸島を訪れた際、彼の航海日誌には、地元の人々が波乗りをしている様子が記されています。つまり、当時すでにサーフィンはハワイの文化として定着していたのです。しかしその後、キリスト教を中心とする西洋文化がハワイに持ち込まれると、サーフィンは「不道徳な遊び」とされ、禁止されてしまいました。なんと、サーフボードが焼却処分されることもあったそうです。こうして、一時的にサーフィン文化は途絶えてしまったのです。このような歴史は、フラダンスにも同様に見られます。

それでも、サーフィンの伝統は完全に失われることはありませんでした。1900年代に入り、再びスポーツとしてのサーフィンが注目され始めます。当時使われていたサーフボードは、長さ3.5メートル、重さ約60kgという非常に大きくて重いものでした。その後、技術革新が進み、より軽く、より操作しやすいボードが開発されていきます。

サーフィン復活の立役者、デューク・カハナモク

現在のように世界中でサーフィンが親しまれるようになった背景には、「近代サーフィンの父」と呼ばれるデューク・カハナモクの存在があります。デュークは、ずば抜けた水泳能力を持ち、1912年のストックホルムオリンピックにアメリカ代表として出場。100メートル自由形で大会新記録を達成し、金メダルを獲得しました。その後も17年間にわたって世界記録を保持し続け、世界的なスイミングスターとして注目を集めました。

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その名声を活かし、彼は世界各地を訪れてはサーフィンを披露し、サーフィンの魅力と文化を広める普及に努めました。また、サーフィンの技術を活かした「ライフガード」という職業も、この頃から誕生しています。ワイキキのクヒオビーチには、そんな伝説の人・デュークの銅像が今も堂々と立ち、訪れる人々を迎えています。いつもたくさんのレイが飾られています。

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一年中サーフィンが楽しめるハワイ

ハワイは年間を通じて気候が良く、どこかのビーチでは必ず波が立っています。そのため、サーフィンの聖地として世界中から注目を集めているのです。初めてハワイでサーフィンに挑戦してみたいという方のために、オアフ島のおすすめビーチをご紹介します。

上級者向け:ノースショア

オアフ島のサーフィンといえば、やはり「ノースショア」でしょう。10月から3月の冬のシーズンには、7メートル(約20フィート)を超える巨大な波が頻繁に発生し、プロサーファーたちがこぞって集まります。中でも「バンザイ・パイプライン」は世界的にも有名なスポットで、観光客が見学に訪れるほど迫力満点です。ただし、ノースショアは上級者向けのビーチが中心なので、初心者にはあまりおすすめできません。

初心者向け:サウスショア(ワイキキ周辺)

初心者の方には、波が穏やかなサウスショアが最適です。中でもワイキキビーチの「Canoes」は、観光客も多く賑わう人気スポットで、ビギナーでも安心して挑戦できます。

プロ向けにはアラモアナの「Ala Moana Bowls」もありますが、こちらは中級者以上におすすめです。他にも「ライトハウス」「ライスボール」「ゾンビ」など、個性的な名前のついたビーチが数多くありますので、ぜひお気に入りを見つけてみてください。

サーフィン大会も見逃せない!

バーケーション中にサーフィンコンテストが見たい!という人もオアフ島ではたくさんのサーフィンコンテストが開催されるので、見られる確率大です!一番有名なのが、トリプル・クラウン・オブ・サーフィン(Vans Triple Crown of Surfing)この大会は、毎年11月と12月にバンザイパイプライン、サンセットビーチ、ハレイワビーチなどでなどで行われるトーナメント戦です。世界中からプロのサーファー達が集まる世界的に有名な大会です。波のコンディションによるので開催日がいつもチェンジするそうです。この間は、すっごく混むので覚悟して行ってください。

初心者でも安心のサーフスクール

「ハワイに来たら、せっかくだからサーフィンに挑戦してみたい!」という方も多いのではないでしょうか?そんな方には、サーフスクールの利用がおすすめです。数時間で体験できるコースが豊富で、少人数制のレッスンが多いため、インストラクターが丁寧に教えてくれます。まるっきり初めての人は、必ずスクールで基本を学んでくださいね。こんな風に陸で立つ練習からやります。

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初心者の方には、ロングボートから。大きい分だけバランスが取りやすいんです。ロングボートは、自分と同じくらいのボートを選びます。ボートのレンタルもワイキキビーチなら簡単にできます。
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最近人気の「スタンドアップパドル」

近年は、サーフィンだけでなく「スタンドアップパドル(SUP)」も人気です。ボードの上に立ってパドルを漕ぎながら、のんびりと海の上を進むこのアクティビティは、サーフィンよりも気軽に楽しめるのが魅力。ドルフィン&ユーの野生のイルカウオッチング、オプショナルツアーでもSUP体験ができます。ぜひ試してみてくださいね。IMG_3676.jpg

サーフィンをしていると、波にスーッと乗れた瞬間に「世界を手に入れたような気分になる!」と、友人が話していました(笑)。それほどまでに、サーフィンは爽快で心が解放されるスポーツです。ただし、自然が相手のスポーツですので、油断は禁物。ハワイの海はサンゴが多いため、うっかり怪我をしないように、十分に注意して楽しんでくださいね。さあ、ハワイでサーフィンにチャレンジして、最高の思い出を作ってみませんか?

アンドユークリエーションズの海や観光のオプショナルツアー中も、サーフィンをしている人達をよく見ることがあります。見るだけでも、とってもエクサイティングな気分になります。ハワイを感じられる時間の一つでもあります。

 

 

 

 

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