アロハ〜、スタッフのゆいです。
オアフ島の野生のイルカと泳ぐツアー** (現「野生のイルカウオッチングツアー」)は、島の西側、ウエストコーストで行なっています。そのあたりは、遠浅で下が白い砂地になっています。イルカたちは、そんな場所を好んで、毎日ここに来て、休息をとったり遊んだりしています。なので、イルカとの遭遇率は、95%!それでも、ハーバーから出てすぐイルカが見つかることもあれば、1時間くらい探さないといけない時もあります。イルカが見つかっても、イルカの気分次第、すごくフレンドリーな時、ラブラブ気分の時、しらけている時、いろいろです。
(**2021年に、アメリカの自然保護団体NOAAのハワイのスピナードルフィンに対する規制の強化により、野生のイルカと泳ぐツアーから、イルカウオッチングツアーへ変更させていただいています。)
でも、なんとなく、ここでイルカに会える時は、ちょっとイルカが違う…..という場所があります。そこは、マクアと呼ばれる場所です。マクアは、オアフ島ができた時に初めて顔を出した場所で、マクア(ハワイ語で、親)と名付けられました。ここは、天界と地上の境目が薄くなっていて、パワーが溢れる場所と言われています。ハワイのミュージシャンたちが、インスピレーションをもらいに来る場所でもあるそうです。
海から眺めるマクアバリーは、もう「美しい」の一言です。神様が住んでいるような場所です。ハワイのクムフラ(ハワイ文化の巨匠)に聞いたところ、マクアバリーのビーチ沿いにワイコモと呼ばれている場所があり、マクアバリーから流れくる水が、ここから海に流れ込んでいるそうです。ワイコモとは、ハワイ語で「水が入り込む場所」という意味があります。ハワイでは、水は聖なるものと考えられています。特にこのマクアから流れ来る水はパワフルで、ヒーリングウォーターと呼ばれていて、古代ハワイアン達は、病気になるとマクアビーチに3日浸ってヒーリングをしたと言われています。
もしかしたら、ここで泳ぐイルカ達は、そんなパワーを感じて、気持ちよくなっているのかもしれませんね。
そして、マクアの少し手前(東側)には、マカハビーチというビーチがあります。マカハは、今はサーフィンビーチとして有名ですが、マカハの本当の意味は、「入り口」という意味があります。これは、特別な聖なる場所への入り口という意味です。古代ハワイでは、王族の血統を持った者だけが、ここから先へ入ることを許されていたそうです。王族しか入れなかったということは、それだけでも、ここがパワフルなパワースポットだと言うことがわかります。日本の皇居も強いパワースポットですよね。
このマカハとマクアのちょうど間ぐらいの所に、カネアナ洞窟があります。ここは、ハワイアンの人たちが大切にしている聖なる場所で、大地の子宮と言われています。洞窟の中にある2つの通路は、一つは山へ、一つは海へ繋がる通路があるそうです。全てのハワイアン達の魂は、この洞窟を通って生まれ、天に帰っていくと言われています。古代ハワイのカフナと呼ばれるシャーマン達は、この洞窟でセレモニーを行っていました。
島の最西端のポイントは、カエナポイントと呼ばれています。カエナは「灼熱」と言う意味です。このポイントからは、溢れるばかりのエネルギーが流れ出しているそうです。ハワイアン達の死者の魂は、カネアナ洞窟を通って、カエナポイントから、ポオ(光の国)に旅立つと信じられています。
さて、ボートハーバーに戻りますが、ハーバーの少し手間に、ポーカイベイビーチパークというパークがあり、その中にクイリオロアヘイアウがあります。ヘイアウ(神殿)とは、日本の神社のようなスポットで、マナ(ハワイ語でエネルギー)が色濃く残り、神様が降りてくる場所とされています。日本の文化とハワイの文化は、とてもよく似ています。ただ、神殿と言ってもハワイの場合は、ただ石で囲われただけの場所が多いです。
このクイリオアロヘイアウは、12世紀ごろに建てられたと言われています。航海に必要な星の動きや方向、漁業のためのヘイアウで、海の神様が祭られ、旅に出る船の安全を祈願する場所だそうです。また、北極星と南十字星が同時に見られる場所でもあります。クイリオロアは、旅人を守る伝説の犬の名前だそうです。
このポウカイベイの前にもよくイルカが群れを作って、ゆったりと泳いでいることが多いです。
他にもオアフ島ウエストコーストには、たくさんのパワースポットが点在しています。イルカと泳げるだけでなく、ハワイの古代エネルギーをたくさん感じられる場所なんですね。
また、ドルフィン&ユーでは、パワースポットを巡るグループのカスタムツアーも行っています。本当のハワイを知りたい人には、ぴったりのツアーです。
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