アロハ〜、スタッフのゆいです。
COVID19が始まって、約2年半が過ぎました。パンデミックの間、ハワイの観光は閉ざされ大変な事態になってしまいましたが、ハワイの自然に関しては逆に良い影響が出ています。特に顕著に現れたことは、海がキレイになったことです。また、オアフ島周辺では、海の生き物たちの変化もありました。ビーチで昼寝しているモンクシール(アザラシ)を多く見るようになったり、ワイキキ近くでも魚をたくさん見るようになりました。そんなこともあり、ハワイでは人々の環境に対する意識が高くなってます。すでにサスティナブルツアーが推奨されていましたが、SDGsの活動がもっと盛んになっています。
ハワイ州では、珊瑚に有害とされる日焼けどめの禁止、プラスチックバックやストロー、使い捨ての容器の規制も開始しています。人々は、皆自分のエコバックを持って買い物にいくことが当たり前となり、お店では、自然に優しい商品を見かけるのが普通になりました。オアフ島の美しスノーケリングスポット、ハナウマベイやオアフ島のシンボルとも言われるダイヤモンドヘッドでは、人数制限が設けられました。
私たちアンドユークリエーションズ/ドルフィン&ユーも美しいハワイをこのままの状態で残していくことに少しでも貢献できたらと思い、私たちの活動にもさらに力を入れています。
アンドユークリエーションで行なっていること:
海洋ゴミの収集
前にもブログに書きましたが、楽園ハワイと呼ばれているハワイは、実は海の潮の流れによりゴミがよく流れ着く場所でもあるんです。太平洋ゴミベルトと呼ばれるゴミが溜まる地域の近くにあるのがハワイです。ゴミの種類には、プラスチックを中心に漁網や生活雑貨などもあります。アンドユークリエーションズのオプショナルツアーの一つ「ドルフィン&ユー」のイルカウオッチングツアーでは、そんな海に浮遊するゴミに出くわすこともあります。また、釣り針に絡まったウミガメに遭遇したこともありました。そんな状況を見ると本当に悲しくなります。そこで、私たちはツアー中そんな状況に遭遇するとゴミを回収したり、海の生き物たちに目を向けるようにしています。
生分解性プラスチックを使用
また、私たちのオアフ島観光周遊ツアー「アイランド&ユー」での一つの例ですが、ランチを提供していただいてる「FUMIS」というノースショアのガーリックシュリンプのお店に、私たちのお客さんに対して、自然に還る生分解性プラスチックを購入し使用していただくようお願いしていました。少し経つと「FUMIS」では、すべてのお客さんのためにこの容器を使っていただけるようになりました。私たちの意識に賛同していただき、本当に感謝しています。
ビーチクリーニング
アンドユークリエーションでは、ビーチクリーニングにも積極的に参加するようにしています。先日、参加したカフクゴルフコースビーチは、オアフ島でもとても汚れているビーチの一つとされています。この日のビーチクリーンナップでは、びっくりするほどのゴミが集まりました。海洋ゴミ、漁網、さまざまなゴミが回収されましたが、中でも一番多かったのは、マイクロプラスチック(5ミリ以下のゴミ)です。砂浜と思っていた場所にたくさんのマイクロプラスチックが混ざっていました。プラスチックは、自然に分解されることがないため、長期にわたり蓄積されていってしまいます。ここでのゴミも80%がこのマイクロプラスチックでした。とても考えさせられた1日となりました。私たちは、環境保護活動を行なっている国際環境NGO、サーフライダーファンデーションのメンバーでもあり、積極的にビーチクリーニングに参加しています。
どうか皆様もハワイを守るための活動にご協力ください。特に海のゴミの問題については、海は繋がっており、ハワイにいても日本にいても同じ気持ちで活動することにより一緒に海を守っていけることと思います。
関連ブログ:
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