ハワイの伝説にでてくるメネフネって一体何者?

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今日はハワイの伝説の妖精「メネフネ」についてご紹介します。実は、伝説の妖精というか、ハワイではとっても愛らしいキャラクターというイメージを持っています。ハワイで販売されているピュアウォーター「メネフネウォーター」のラベルを見るとその愛らしさが伝わってきます。

メネフネとは、ハワイの伝説では欠かせない存在です。でも、どうやら人によってメネフネさんのイメージが違うようですね・・「人間」、「妖精」、「神様」など。一体正体は何なのでしょうか。たくさんの言い伝え、伝説があるので私流にまとめていきますね!

メネフネって、どんな姿?どんな性格?

身長は人間の半分くらいだけど、体格はムキムキで土木業がとても得意だったそうです。見た目は団子鼻が特徴、声はかすれ声だったみたいです。←ん?私のこと?(笑)性格はとても陽気で明るいという説ととてもシャイという2つの説がありますが、人間に見られないように夜に行動することから、ワタシ的にはシャイなのかなと思っています。彼らの大好物はエビとバナナ。人間がエビやバナナをそっと捧げると、人間の頼みや願いを叶えてくれたそうです。ちなみに、得意なことはチームワーク活動!大抵の工事は一晩で終わらせるようです。しかし、終わらなかった場合はそのまま放置するようです。(笑)なんで?ってなりますよね。(笑)

メネフネ、人間説?

人間説では、メネフネは食糧難によりタヒチ島からカウアイ島に移住してきた小人族で、ハワイで最初に住み始めた人間と言われています。どの資料でも身長は人間の半分くらいと書かれていますが、敗戦者、罪人など立場の弱い人だったのではないかという説もあり、そのことから「小さい」という説が流れたと言われています。しかし、1800年代に行われた国税調査では、約65人ほどが「自分はメネフネだ。」と名乗り出ましたが、身長は普通の人々と変わらなかったそうです。

メネフネ、妖精・神様説?

妖精説でも身長は1メートル位と言われており、恥ずかしがり屋な性格から人間の前には姿を現さなかったそうです。しかし、子供好きのようで子供の前だけは現れるのだとか。また一晩でありえない量の土木作業を終えるメネフネたち、魔法をつかっているのでは?とも言われています。実はマノアの滝でも純粋な心の持ち主は見れるのだとか・・ぜひ私達とネイチャー&ユーに参加して彼らたちを探してみてくださいね!

メネフネのおはなし

  • メネフネは虹を作った?

昔々、ハワイの雨上がりはどんよりした曇り空でした。そのため、人々は雨や水が楽しみではありませんでした。そこでメネフネたちは何とか雨や水の大切さを人間たちに知ってもらおうと虹を作ることを計画しました。メネフネたちは虹を作るために材料探しの旅に出たと言われています。

王家の羽 イリマの花 バナナ シダの葉 深い海水 女王のドレス

これらの素材を集め、コアウッドのボウルに入れてサトウキビの茎で混ぜます。サトウキビの茎から取れるしずくを弓矢につけ、空に放ち、太陽の光に当たって6色に光ったものが「虹」です。ちなみにハワイ語で虹はアヌエヌエと言います。

  • キキアオラ水路

昔々、オラ王という王様がカウアイ島にいました。その当時、なかなか雨が降らず、ハワイアンの主食である水田のタロが育ちませんでした。人々は餓死寸前のとても厳しい生活を送っていたのです。オラ王は付近のワイメア川の水を村まで導くことはできないかと考えましたが、方法がわからず手詰まりになってしまいました。そんな困難な中、メネフネの王が突然オラ王を訪ねて来たのです。オラ王はメネフネの「一晩で工事を済ませることができる」という噂をに聞いていたので彼らにワイメア川の工事をお願いしてみました。するとメネフネの王は2つ約束事を持ち出しました。⑴夜は静かにすること。人々も動物も絶対に出歩かない。⑵メネフネたち全員に十分な魚を提供すること。オラ王はこの二つの条件に承諾し、工事を頼んだのです。

ここから実は2つにストーリーが分かれます。

ストーリーその1

工事の様子が気になったオラ王は夜中に起きてこっそり外に出てしまいます。すると見事に立派な石造りの水路が完成していました。
早速人々は大量の魚を捕りに行き、メネフネたちに捧げました。中でもエビはメネフネの大好物。エビをさらに大量に捕って大祝宴を開きました。メネフネの王は約束を守ったオラ王にこれで「水路はあなたたちのものですね。」と言い、水路を「キキアオラ=オラ王の水路」と名付けました。また他にも、メネフネたちにご馳走をしたエビがあまりにも多すぎて食べきれず、残ってしまったことから、それが岩の山になり「プウ・オパエ=エビの丘」とも呼ばれています。

ストーリーその2

工事が気になり、夜中に起きてこっそり外を見てしまったオラ王。約束を破ったオラ王に悲しんだメネフネたちは工事を途中でやめて帰ってしまったのです。その後調査がされてわかっていることは、約3メートルほど造りの違う部分が発見されたそうで、恐らく人間が放置された水路を最後まで作り上げたのではないかと言われています。

ストーリーの完結の仕方は皆さん違うと思いますが、私は無事完成した方を信じることにしました。(笑)

皆さん、メネフネさんの正体は何だと思いましたか?

結局、リサーチでは完璧に「妖精」なのか「人間」なのかは割り出せませんでしたが、私はカウアイ島に住んでいた少数の民族だったのではないかと信じます。(笑)得意分野の土木作業のスキルを活かし、漁業が得意な民族たちと交流・交渉をし、お互いに助け合って生活をしていたのではないかと思いました。メネフネ達は虹を作ったり、優れたチームワークで土木作業を素早くこなしたりして他の人々をハッピーにしていたのですね。そんなメネフネ、ハワイのあちこちにシンボルとして存在し続けるのも納得ですね!!

 

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