ハワイ旅行と言えば、美しいビーチやリゾートでのんびり過ごすイメージがありますよね。でも、ハワイ出身のハリウッドスター、ジェイソン・モモアは、「ハワイには他のどこにもない特別な魅力がある」と話します。今回のブログでは、ジェイソンが愛するハワイのスポット、文化体験、そして彼が主演・共同制作を務めるApple TV+シリーズ「チーフ・オブ・ウォー」についてご紹介します。
ジェイソン・モモアとは?「ハワイが故郷」
ハワイ出身のジェイソン・モモアは、「アクアマン(Aquaman)」「モロトフ・マカベス(Conan the Barbarian)」「フロンティア(Frontier)」などの映画やドラマで世界的に知られる俳優です。ハワイ文化を深く理解しており、地元への愛が人一倍強いというのが彼の特徴です。
ジェイソンは、「世界中で暮らすのは好きだけど、ハワイほど安心する場所はない」と語ります。水や砂の感触、空気の香り、文化、歴史などハワイには彼を深く惹きつけるものが詰まっています。「ここは僕のルーツ。生まれた場所であり、文化の源でもある」と語っています。
ハワイ旅行でどの島に行くか、美しい場所が多すぎて迷うと思います。アクティブに過ごしたい人には、いろいろな目的にあうオアフ島がいいと思うし、他の島もそれぞれの島ごとに独自の壮大なスタイルがあるとジェイソンは言います。
ジェイソン・モモアおすすめのハワイのビーチ
ジェイソンと家族が愛するビーチは、オアフ島西側のマカハビーチです。子どもの頃はロッククライミングをしたり、波打ち際で遊んだ思い出がたくさん詰まっているそうです。マカハビーチは、サーフィンビーチとしても有名で、ハワイのロコ達がここでよくサーフィンをしています。沖の方には、シュノーケルポイントもあり、ハワイのトロピカルフィッシュやウミガメも見ることができます。昔は、マカハを境に西側には、王族しか入れなかったと言われています。
また、 ジェイソンは、カウアイ島も大好きで「ガーデン・アイランド」と呼ばれるカウアイはロマンチックで、初めてハワイを訪れる人にもおすすめしています。
ハワイで味わいたい伝統料理
ジェイソンが特に好きなのはポイ。ポイは、タロイモをペースト状にした食べ物で、ハワイの人たちのソウルフードでもあります。スーパーにも売っていますが、出来立てが一番美味しいので、どこで出来立てが食べられるのか前もって調べて行くといいと思います。その他にも、ラウラウやカルアピッグなど、ハワイの伝統料理を味わうことも、旅行をより特別な体験にしてくれます。
「チーフ・オブ・ウォー」とは?
ジャンル:歴史ドラマシリーズ(全9話)
配信:Apple TV+(日本語字幕あり)
舞台:ハワイ諸島(オアフ、マウイ、カウアイ、ビッグアイランド)、ニュージーランド
主演:ジェイソン・モモア(ハワイの戦士カイアナ役)
内容:先住民の視点から見たハワイ諸島の統合と植民地化の物語
見どころ:ハワイ文化や歴史を深く描き、観光客も文化や活動に参加できる形で描かれている
ジェイソン自身は「ハワイを訪れる人が、私たちの文化や歴史を理解するきっかけになる作品」と語っています。
ジェイソン・モモアが伝えたいハワイの本当の姿
ジェイソンは、「ハワイはかつて王国であり、王族がいて、宮殿にはホワイトハウスより早く電気があったし、独自の通貨も持っていた」と話します。観光だけでなく、ハワイの文化や歴史を感じることで、旅行がより深い体験になるのです。私たちはアメリカの一部ですが、文化に対して多くのことが起きてきました。先住民の視点から見ると、たくさんのことがあり、私たちは自分たちのアイデンティティを取り戻し、多くの芸術や文化を再び復活させようとしています」と語っています。
「チーフ・オブ・ウォー」の共同制作者のトーマス・パア・シベットも、この映画には、ハワイをこれまでとは違う見方で見てもらいたいという思いが込められていて、観光業のあり方にも進化があればいいと願っているそうです。ハワイはたくさんの人々が訪れ、もてなされるホスト文化がある一方で、今後は、観光客の皆さんがこちらの活動にどう関わり、参加できるかという点です。農業や文化など、私たちの活動に観光客が積極的に関わることができる形にすることができれば、観光業は良い形で継続でき、もっと協働的なプロセスになることを目指したいそうです。
ハワイ旅行を決めたら、是非、旅行の前に。「チーフ・オブ・ウォー」を観てみてくださいね。ハワイの魅力がさらに深まることと思います。
アンドユークリエーションズが、オアフ島西側で行っている野生のイルカウオッチングツアーでは、ジェイソンが話しているマカハビーチのあたりをクルーズします。そこに行けば、昔のハワイのエネルギーも感じることができるし、まだ手付かずで残っている素晴らしい自然を見ることができます。オアフ島の西側は、個人で行くにはちょっとハードルが高いので、是非ツアーに参加してください。