ハワイのビーチで時々見かけるハワイアンモンクシール(アザラシ)❤︎
今日は、ハワイのモンクシール(あざらし)がお題です。ドルフィン&ユーの野生のイルカウオッチングツアー中に、たまに登場するモンクシールは、登場と同時にみんなのアイドルに。「かわいい〜」とお客さんの目はハートになってしまいます。彼らは、まるで私たちが何と言っているのかわかっているように、私たちにお茶目な眼差しを向けてくれることもあります。観光客の皆さんが多く宿泊しているワイキキでは、カピオラニ公園のすぐ近くのカイマナビーチで、見られる確率が高いと思います。コロコロ太っててすごく可愛いんです。
ハワイに生息するモンクシールは、ハワイ諸島にのみ生息するアザラシの一種で、世界でも最も希少なアザラシの一つです。現在、推定で約1,600頭が生息しており、その多くは北西ハワイ諸島に、約400頭が主要ハワイ諸島に分布しています。もちろん、絶滅危惧種に指定されています。なんとか守っていきたい生き物の一種です。観光できた皆さんもモンクシールの保護にご協力をお願いします。見つけても、近寄らず(少なくとも50フィート:約15メートルの距離を保つ)ゆっくりさせてあげてくださいね。
保護活動とその成果
アメリカの自然保護団体 NOAAや地元のNPO団体は、モンクシールの保護に向けて以下のような取り組みを行っています:
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救護とリハビリ:負傷したモンクシールの救護や治療、リハビリを行い、自然に戻す活動を実施しています。
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教育と啓発:学校やコミュニティでの教育プログラムを通じて、モンクシールの重要性や保護の必要性を広めています。
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研究とモニタリング:モンクシールの行動や生態を研究し、保護策の効果を評価・改善しています。
ドルフィン&ユーのスタッフが、そんな貴重で可愛いモンクシールの赤ちゃんを発見しました!見てください、この赤ちゃんの写真。カメラ目線❤︎!生まれたばかりの赤ちゃんは、こんな風に白っぽい色をしています。そいえば、昔「ゴマちゃん」っていう漫画に出てくる、アザラシも白かったですよね(笑)ハワイアンモンクシールの赤ちゃんは、生まれてから40日間で親離れするそうです。この日は、そんな短い日々を親子で過ごしていたのかもしれませんね。
この赤ちゃんを発見したのは、オアフ島の一番西のカエナポイントという場所です。ここは、ハワイアンモンクシールが集まる場所でもあるようです。大人のモンクシールも3頭いました。カエナポイントは、ハワイアンの人たちの聖地でもあります。すべてのハワイアンの魂が、このカエナポイントから光の国に旅立つと言われています。トレッキングで先端まで行けますが、観光の皆様だけで行くのは危険なので、ご遠慮くださいね。
この日の貴重な映像をどーぞ👇
ドルフィン&ユー、野生のイルカウオッチングツアーのシュノーケリングの時間に、突如現れたモンクシール。カメラマンが撮影しましたが、ここで泳いでいる皆さん、モンクシールに気づいているのでしょうか。気づいていないみたいですよね(笑)