アラスカのクジラは星座を見ながらハワイにやってくる?

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アロハ〜、スタッフのゆいです!

最近、ツアー中にクジラに遭遇することが多くなりました!2月以降になると、お母さんクジラと生まれたての赤ちゃんの親子をビーチの近くでよく見かけるようになります。おそらくビーチ沿いの方がサメがいなくて安全だからだと思います。まだ泳ぎと呼吸のタイミングがよくつかめない赤ちゃんクジラをお母さんが優しく下から押し上げて呼吸のタイミングを教えます。クジラは、私たちと同じ哺乳類なので、海面にあがり、しっかり呼吸する方法を学ばないとなんですね、クジラの赤ちゃん、5メートルぐらいあって、すっごくおっきいけど(笑)すっごくかわいいです。
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以前も書きましたが、クジラたちは、11月〜4月にかけてアラスカから暖かいハワイの海にやってきて、交尾、出産&子育てをします。この間は、ハワイ諸島の周りでは、クジラ達のロマンが繰り広げられているようです。子孫繁栄の活動は、クジラ社会でも大切なことなんですね。

さて、アラスカから栄養を蓄えてきたお母さんクジラは、ハワイにいる間は、ほどんど何も食べずに過ごすそうです。どこの社会でも母は強し!ですね。赤ちゃんが生まれて、アラスカまで帰れる体力がつくまで、お母さんクジラは、しっかり子育て、そして、自然界での過ごし方を教えます。4800kmも離れたアラスカまで30日〜60日の間ノンストップで泳いで帰るクジラたち。途中で体力がなくなったら大変です。生まれたばっかりなのに大冒険ですね。クジラの赤ちゃん、大変だ!

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ところで、毎年よく迷わずハワイにやってくるクジラたちですが、星座を見ながらにここまでやってくるというなんとも神秘的な素敵な説があります。昔人間も同じように星をみながら旅をしたものです。クジラたちは、3000万年前からこの地球に存在していると言われています。私たち人間は、たったの10万年前からですから、クジラたちは、私たちのず〜っと先輩ということになります。大きな脳を持っているし、もしかしたら、人間よりずっと目覚めた存在なのかもしれません。

クジラと会えるこの時期を私たちスタッフもとても本当に楽しみにしています。
 

 

野生のイルカと泳ぐ

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