野生のイルカに遭いに行くドルフィン&ユーのツアーでは、イルカウオッチングの後、シュノーケリング マスクと足ひれ、ライフジャケットを装着してウミガメやトロピカルフィッシュがたくさんいるスポットで泳いだりします。
ツアーご参加の際、
2016年にビッグアイランド(ハワイ島)沖で、フルフェイスシュノーケルマスクをつけた女性の死亡事故が起こったことを受けて、ハワイ州議員達はシュノーケルに関する調査を開始しました。
現時点ではフルフェイス型のシュノーケルマスクがどれほど危険なのかを判断するためには、より多くのデータが必要とのことで、まだ調査が続いている状態です。
ドルフィン&ユーのイルカツアーでは、この調査が続いている間、ツアーに参加してくださる皆さんの安全のため、フルフェイス型シュノーケルマスクの使用を完全に禁止することを決めました。
★フルフェイス・シュノーケルマスクにはどんなリスクがあるの?
そもそもフルフェイス型のシュノーケリングマスクは、穏やかな水面をゆっくりと泳ぎながら使用するために設計されています。さらにチューブを咥えての口からの呼吸を好まない人や、水中で広い視野を確保したい人たちには魅力的なマスクなのです。
しかしながら、フルフェイスマスクは頭部にしっかりと装着しているため、もしパニック状態になった際に取り外しが困難になる恐れがあります。またフルフェイスマスク内に水が入ってきた場合、マスクを完全にはずさないと水を除去することができません。
さらに、人間は息を吐きながら二酸化炭素を吐き出します。現時点で設計が不十分なフルフェイスマスクは、呼気と吸入を分離しないため、マスク内が二酸化炭素で満たされてしまう恐れがあります。二酸化炭素が多すぎると、めまい、頭痛、最終的には意識喪失に至る可能性が懸念されます。
高品質のフルフェイスマスクの中には、二酸化炭素を吸入しないよう、これらのリスクを考慮した製品も販売されています。ただし、全ての製品がこういった構造になっているわけではなく、製品の中には深刻な設計上の欠陥がある可能性もあり得るのです。
★ハワイで起こったフルフェイスシュノーケルマスク使用の事故
2016年、頻繁にハワイを訪れていた水泳が得意な女性がシュノーケル中に事故死しました。その日、彼女は初めてフルフェイスマスク型のシュノーケルマスクを使用していました。また、2018年アメリカの大手ニュースチャンネルFOXは、シュノーケル中に発生した死亡事故の半分はフルフェイス型シュノーケルマスクを使用していたと発表しました。2019年にはオアフ島とカウアイ島でシュノーケルでの事故があり、フルフェイス型シュノーケルマスクをし装着していたとの報告があります。
★従来のシュノーケルで快適にハワイの海を満喫しよう
ドルフィン&ユーではツアーに参加される方にソフトシリコン製の従来のシュノーケリング・マスクをご使用いただいています。
シュノーケルを初めて体験する方にとって、マスクを装着して呼吸をするのは慣れるまで少し時間がかかります。下記事項を参考にシュノーケルを快適に体験&思い出に残る素敵な時間を過ごしてくださいね!
❤︎マスクが曇らないよう曇り止めを忘れずに!
ドルフィン&ユーのクルーが曇り止めをスプレーしてくれるので安心♪
❤︎マスクの吸着面に髪の毛が挟まっていないか要確認!
髪の毛が挟まっていると、そのわずかな隙間から海水が入ってきてしまいます。
❤︎マスクの吸着力はキツすぎないように!
マスクはそれぞれの顔の形に合うよう自然な吸着力になるようになっています。無理に押し付けなくても大丈夫です。
❤︎チューブを咥える時は「ア・エ・オ」
シュノーケルマスクのチューブを咥える時は、ア・エ・オと発声する時の口の形で!
❤︎シュノーケルのチューブに海水が入ってしまったら??
泳いでいる最中、シュノーケルに海水が入ってしまったら、まずは落ち着いて…、その後、「トゥー!」と発声しながら海水を吐き出してください。または口からチューブを外し、海水を振り払ってください。
❤︎一番大事なこと
シュノーケルをしている時は、ゆっくりと静かに呼吸をしましょう。これが一番重要なステップです。もしも息苦しく感じたら、シュノーケルを口から外し、泳ぐのをやめて、呼吸を落ち着かせながら浮かんでいましょう。
ドルフィン&ユーのイルカツアーでは、ハワイの海を熟知したキャプテンをはじめ、クルー全員がツアーに参加してくださる皆さんの安全を第一に、そして楽しく、ハワイのことがもっともっと大好きになっていただけるよう、ハワイの大自然の素晴らしさをご案内しています。
冬の時期(12月から3月末)はアラスカから出産&育児のためにやってくるクジラの親子に会えるチャンスもありますよ~。ハワイへの旅行を予定している方、この機会をお見逃しなく!みなさんにお会いするのを楽しみにしています。
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