アロハ〜、スタッフのゆいです。
11月といえば、クジラがアラスカからやってくる季節です。
ハワイにも四季があり、少し涼しくなってくるこの時期ですが、同時にクジラがやってくる季節になるので、彼らとの再会に毎年ワクワクする時でもあります。ドルフィン&ユーのツアーでも、10月28日(金)最初のクジラを観測しました。ちょっと遠目でしたが、2頭のイルカが悠々と泳いでいる姿を見ることができました。
約10,000頭のクジラがアラスカからハワイにやってきます
クジラ達は、寒いアラスカから30〜60日も泳ぎ続け、暖かいハワイの海にやってきます。その数、約10,000頭です。アラスカクジラ人口の約75%です。このクジラたちは、夏の間は、アラスカで捕食し、十分な栄養をつけて、冬になると熱帯付近にやってきて、出産、子育てをします。熱帯の海は、大きいサメやシャチが少ないからではないかと言われれています。彼らは、赤ちゃんの体力がしっかりついてアラスカに戻れるようになる4月ごろまでハワイの海で過ごします。
10月下旬頃から続々とやってくるクジラたちですが、最初に到着するのが、去年生まれた赤ちゃんとお母さんクジラだそうです。私たちがツアー中、見たのはきっと親子で来たクジラだったのだと思います。次に若者クジラ達、そして、最後に妊娠中のクジラが到着するそうです。クジラにもクジラ社会があるようです。
クジラとイルカの密接な関係
クジラとイルカは、とても密接な関係があり、クジラがやってくる時に、イルカが迎えに行くとも言われています。ということは、お互い何らかの方法でコミュニケーションをとっていることになります。イルカとクジラは、まさに「神秘的」という言葉がぴったりです。
さて、ドルフィン&ユーのツアー中(というかオアフ島の西側)でクジラが見られる確率は、11月から2月に向かって後半にいくほど高くなります。最初は、沖の方にいた妊娠中のお母さんクジラが赤ちゃんを産むとビーチの近くで赤ちゃんに泳ぎの練習を始めるからです。おそらく点滴(サメ)から身を守るためだと思います。年が明けるとそんな微笑ましい光景を見ることが多くなります。そして、そんな親子クジラと一緒にイルカが泳いでいる姿もときどき見かけます。そんな光景に出くわすとなんだか胸がいっぱいになります❤︎
オアフ島でクジラが見られるポイント
ハワイで一番クジラが集まる場所は、マウイ島です。マウイ島の南側は、海が穏やかで、居心地がいいらしく、ここではたくさんのクジラを見ることができます。また「クジラのゆりかご」といわれ保護区にもなっています。
ワイキキから比較的行きやすくてクジラが見られるポイントはここ!
*ダイヤモンドヘッド
*ラナイ展望台
*マカプウ岬
*クアロアランチ
見つけるときは、水しぶきを見つけることです。地球上で一番大きい生き物クジラですから、水しぶきも大きいです(笑)あの大きな身体でジャンプする姿は、まさにアッパレ!また、彼らも哺乳類なので、呼吸をしに海面に上がってきます。その時、呼吸器から出る水しぶきもおっきいですよ。
この時期にハワイに来る皆さんは、是非、クジラウオッチングをしてみてくださいね。